SHIBATAROのブログ

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柴田康太郎のブログ。映画音楽・映画・音楽の研究してます。

『映画館に鳴り響いた音』書評・紹介記事など

拙著『映画館に鳴り響いた音:戦前東京の映画館と音文化の近代』の刊行から1年以上が過ぎた。幸せなことに、これまでに様々な方に紹介記事や書評を書いていただいた。電子版が出たのを機に、改めて自分自身による紹介とともにまとめてみました。 紹介・書評…

サイレント映画音楽比較メモ:『戦艦ポチョムキン』(1925)

今年は『戦艦ポチョムキン』公開100年ということでもないのだが、授業用のメモとして、YouTubeの動画をリストアップしてみる。こういう正式な動画でないものを紹介するのは気が引けるのだが、一方でこういう動画が当然のように流布しているなかで、メモ程度…

オンライン公開されている1910年代までの日本映画(劇映画)

拙著『映画館に鳴り響いた音』でも取りあげた日本のサイレント映画がNFAJのものを中心に公開されているので、合わせて劇映画を中心に1910年代までの日本映画、とくに劇映画のオンライン公開作品を、国立映画アーカイブと早稲田大学演劇博物館の所蔵資料につ…

『映画館に鳴り響いた音』紹介コラム

先に音源紹介など書いて順序がおかしいけれども、博士論文をもとにして『映画館に鳴り響いた音:戦前東京の映画館と音文化の近代』(春秋社、2024年)という本を刊行しまして、これに関連していくつか紹介記事を書かせていただいたのでメモ。【2024/12/24追…

『映画館に鳴り響いた音』関連音源紹介2:映画館の楽団レコード

拙著『映画館に鳴り響いた音』に関連した音源紹介の続き。 休憩奏楽関連レコード 1で紹介したレコードは映画伴奏レコードだが、楽団名はコロムビアやビクターになっていたのに対し、こちらは映画会社の名が明示されている。100年前の映画館の楽団の演奏が聴…

『映画館に鳴り響いた音』関連音源紹介1:映画伴奏レコード

博士論文をもとにして『映画館に鳴り響いた音:戦前東京の映画館と音文化の近代』(春秋社、2024年)という本をまとめた。 紹介記事は別に書いたので(追って掲載)、参考資料として、国会図書館デジタルコレクションの「れきおん」で公開されている関連レコ…

武満徹の映画音楽研究 文献リスト

昔作ったはずの文献リストが消えてしまったので再構築中。スタイルも整えられていないままだけれども、とりいそぎ研究会で示すために公開。 Brophy, Philip. 2000 “How Sound Floats on Land: The Suppression & Release of Folk & Indigenous Musics on the…

サイレント映画音楽比較メモ:『國民の創生』(1915)&『イントレランス』(1916)

YouTubeなどではサイレント映画も様々なものがアップされている。画質のよいものも悪いものもあるのだけれども、音楽もいろいろ。もちろん映像が基本だということではあるけれど、音楽がちがえば見え方も変わってくるのも事実。そうでありながら、YouTubeな…

映画館資料のデータベースのことなど(1):映画館プログラム

コロナウイルスの蔓延が大変な事態になっていて、今週末はひとまずひきこもり、翻訳をしたり、本を読んだりしているのだけれど、そういうなかで改めてデジタルデータベースの存在意義を強く感じている。映画館における音楽文化を考察するうえで博士論文で重…

映画音響/映画音楽研究の基本文献リスト(4):日本の映画音楽研究 関連文献(2010年代・随時更新)

日本の映画音響・映画音楽関連の書籍を列挙。作曲家のインタビューなどは除きつつ、学術的なものも、学術的でないものも挙げてます。本当は論文を入れると景色が変わりますけども、それはまた追々。 藤野正明『映画の中のクラシカル』(東京図書出版、2018)…

映画音楽に関する公開研究会「無声期の映画館における和洋合奏」開催(1/13)のお知らせ

今年度も早稲田大学演劇博物館 演劇映像学連携研究拠点の公募研究チームの公開研究会を行います。例によって正月明けです。お忙しい時期かと思いますが、ぜひご参加ください。(随時更新) フィルムセンター所蔵フィルム以外で現存する『忠次旅日記』の貴重…

(日本)映画史の入門書・入門(作成中)

【2019/03/15更新】 質問があったので、武蔵美の学生向けに入門者向け映画史(+分析)の参考文献リスト(?)を作ってみた。通史として書かれつつコンパクトで1冊にまとまっているものをメインにして。もちろんコンパクトに書かれた歴史記述というのは(間…

映画音響/映画音楽研究の基本文献リスト(3):映画音響研究

さて第3弾(実はとうの昔に書いたものなのだけど、確認などしてからアップしようと思ったら時間が経ってしまったので、見切り発車的にアップします)。 映画音響研究の関連するものですが、ここでの「映画音響」という言葉は、映画の音に関わる部分で「音楽…

映画音楽に関するシンポジウム&ワークショップ「映画音楽とコンピュータ・テクノロジー」開催(4/29)のお知らせ

今日はシンポジウム&ワークショップ開催のお知らせを。 チラシを公開しました。このページの末尾にあります。(4/9) ワークショップの参加予約は早くも定員に達したそうです。ともあれ、午後のシンポジウム等は予約なしでお越しいただけます。奮ってご参加…

映画音響/映画音楽研究の基本文献リスト(2):近年の映画音楽研究

ミシェル・シオンに引きつづき、映画音響/映画音楽研究の基本文献(の翻訳)リスト第2弾 近年の映画音楽研究 といっても最近の研究の翻訳なんて極めて稀だし、「近年の」なんていっても古典的なものですが(まぁ前回も同じです)。 カリル・フリン『フェミ…

『映画監督 小林正樹』の紹介

今さらだけど本の紹介。小笠原清・梶山弘子編著『映画監督 小林正樹』岩波書店、2016。小林正樹(1916~1996)の生誕100年(+没後20年)記念の出版。 僕も「作曲家・武満徹と録音技師・西崎英雄の協働:小林組の音作り」という文章で関わらせていただいてま…

映画音響/映画音楽研究の基本文献リスト(1):ミシェル・シオン

以前すこし尋ねられてちゃんとまとめなきゃなと思いながら放置していたもの。海外の研究の邦訳文献中心に書いてみます。シオンだけで長くなったので、ひとまず3回分くらいに分けてかきます。というわけで第1回。このエントリも随時更新予定。[2019/04/18 『…

「無声期の時代劇映画と和洋合奏――ヒラノ・コレクションの時代劇伴奏曲集 」 の開催

いよいよ今週末!(更新17/1/4) 早稲田大学演劇博物館所蔵の貴重な楽譜資料「ヒラノ・コレクション」関係の催しとしては3度目となる今回は、研究会のメンバーが伴奏譜ライブラリーからあらためて曲を選び、当時の編成で和洋合奏を試みます。 今回上映する映…

門司港にて

シンポジウムがひとまず無事に終わり、この週末は福岡県の門司港へ。 もともと近いうちに松永文庫に資料調査にいくつもりはあったのだけど、「地域文化としての映画」というとても気になるシンポジウムがあったのが、この週末にいった理由。 シンポジウムは …

日本音楽学会東日本支部でのシンポジウム開催【2016年10月8日(土)】

10月8日(土)に日本音楽学会の東日本支部例会でシンポジウムを開催します。いろいろと近い領域の催しが重なった日ですが、ぜひお越しください。入場無料、予約等不要です。 (2016/10/03更新)開始時間を5分早めました。 日本音楽学会東日本支部 第41回定例…